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俺が学生の頃、サークルのメンバーでよく飲みに行っていた。
皆、飲むのが好きなメンバーで、毎週必ず1回は居酒屋に行ったり、
メンバーの家に酒を持ち込んでは、朝までくだらない話や真面目な話、
いろいろ語り合ってた。
ある日、いつものようにメンバーが集まって、
夕方、居酒屋に集合して皆で飲むことになってた。
この日は藍子と隣り合わせの席になった。
藍子はサークルの女子の中でも一番仲が良かった。
ウマが合うというか、出身地が同じだったり、趣味が合ったり、
共通点が多かったことで、初めて知り合ってからすぐに親しくなった。
だが、恋愛感情のようなものは持っていなかったし、
大事な人だとは思っていたけど、あくまで友達、そう思っていた。
その日もいつものようにグラスにビールを注いで乾杯。
グビッと飲み干すと、藍子が「はい、どうぞ」と注いでくれた。
俺も藍子が飲むのに合わせて藍子のグラスにビールを注ぎ足す。
でも、いつものような飲みっぷりではない。
藍子は結構いけるクチで、いつもかなり飲むはずだった。
しかし、むしろ咳き込んでて少し具合が悪そうにも見えた。
「どうした」と聞くと、2,3日前まで風邪を引いていて、
今日も風邪薬を飲んできたという。
俺は「無理するなよ」とだけ言って、そのまま飲み続けた。
しかし、藍子はその後も酒が進まない。
そして「気持ち悪い」と言うとそのまま横になってしまった。
手に触れると冷たかった。俺は即座に、風邪薬の成分が
酒に反応したのではと思った。
俺は幹事に相談した。
その結果、居酒屋から一番近い俺のアパートで藍子を休ませることにした。
結局飲み始めてから1時間経ったか経たないかぐらいで俺は
帰途につくことになってしまった。藍子は「ごめんね」と言ったが、
俺は藍子に気を遣わせまいと「大丈夫だよ」と言った。
藍子の肩を抱いて、歩いて5分のアパートまでの道を歩く。
擦れ違う人にジロジロ見られたが、どう見られてたかなんて、そのときは
気にもしなかった。ただ、藍子を連れていかなくちゃ、それだけだった。
相変わらず藍子は苦しそうだった。
「大丈夫か」と聞くと「大丈夫」とは言うが、少し顔色も青い。
何とか俺の部屋に着いて、藍子をベッドに横たわらせる。
「なんか飲み物買ってくるから」と言って俺は近くのコンビニに行った。
藍子用のスポーツドリンクと、俺はまだ飲み足りなかったので缶ビールを
2本買って、早足気味に部屋に戻った。
帰宅早々、藍子が「ごめんね」と言うが、
俺は「気にしないで休みなよ」と言った。
すると「じゃあお言葉に甘えようかな」と言って、
買ってきたスポーツドリンクを少し口にして、藍子はそのまま眠ってしまった。
俺は藍子が寝たのを確認して、缶ビールを空けて飲んだ。
幹事には携帯で連絡して、藍子は無事だと言ったが、
藍子を一人にすることはできないので、戻れないということになった。
俺は冷凍食品を温めてつまみにし、ビールを飲んでた。
ちらちらと目が藍子のほうに行ってしまう。
すやすやと寝ているのを見ると、さっきまで苦しんでいたのが嘘のようだった。
それにしてもかわいらしい寝顔だな、とか思いながら、
それを見つつビールを飲んでた。
それから9時ぐらいを過ぎてだったと思う。俺はそのまま地べたに横になった。
中途半端に飲んで、藍子を看病したりしたので疲れがドッと出た。
カレンダーを見て次の日が日曜日だということを確認すると
安心してそのまま寝てしまった。
目が覚めたのは翌日の9時。丸々半日寝てしまった。
ベッドのほうを見ると藍子はもう目を覚ましていた。
「おはよう」と言われたので、少し眠かったが「おはよう」と返した。
続けて「昨日はありがとね」と言われた。少し照れくさかったが、嬉しかった。
藍子はあまりありがとうを言わないので、余計にそう感じた。
藍子が周りを珍しげにキョロキョロ見ている。
「俊(俺)の部屋って初めて」
そう言えば俺の部屋に藍子が来たのはこれが初めてだった。
大学では普通に会うが、互いの家に行ったことはお互いなかった。
「なんか新鮮だね」「今度は藍子の部屋に遊びに行こうか」と、
本当は昨日するはずだったいろいろな話をした。
「そういやこのまま寝ちゃったんだよね」と藍子が言うと
「ねぇ、シャワー借りていい?」と藍子が聞いた。
少しドキッとしたが、俺のことをからかっているのだろうと思いつつ、
「俺がいるのにいいのか?」と言った。
すると藍子は「別にいいよ」と言った。
え、これはもしやと思ったが、「のぞかないでよ」と釘を刺されてしまった。
バスタオルを貸すと藍子は風呂場に行ってしまった。
もちろん俺の目は風呂場のほうばかり向いていた。
のぞこうかと思ったが、さすがに釘を刺されたので、それは気が引けた。
藍子が風呂場から上がってくる。
キャミソール姿につやつやの髪が色っぽかった。
「そんなに見ないでよ」と言われたが、それは無理だった。
それ以前に下半身が反応してしまった。
見るとジーンズの股間がもこっと膨らんでいるのがわかる。
バレるのは時間の問題だったので、俺は「起っちゃった」と正直に言った。
「え、何言ってるの?」藍子は状況がわかってないようだったので
俺は股間の膨らみを見せた。
「わたしを見てそうなったの?」と言ったので俺は頷いた。
「あまり胸ないのに?」と藍子は言ったが、それは明らかに謙遜だった。
胸部の膨らみを見ただけで83ぐらいはありそうだった。
(次回へ続く)
皆、飲むのが好きなメンバーで、毎週必ず1回は居酒屋に行ったり、
メンバーの家に酒を持ち込んでは、朝までくだらない話や真面目な話、
いろいろ語り合ってた。
ある日、いつものようにメンバーが集まって、
夕方、居酒屋に集合して皆で飲むことになってた。
この日は藍子と隣り合わせの席になった。
藍子はサークルの女子の中でも一番仲が良かった。
ウマが合うというか、出身地が同じだったり、趣味が合ったり、
共通点が多かったことで、初めて知り合ってからすぐに親しくなった。
だが、恋愛感情のようなものは持っていなかったし、
大事な人だとは思っていたけど、あくまで友達、そう思っていた。
その日もいつものようにグラスにビールを注いで乾杯。
グビッと飲み干すと、藍子が「はい、どうぞ」と注いでくれた。
俺も藍子が飲むのに合わせて藍子のグラスにビールを注ぎ足す。
でも、いつものような飲みっぷりではない。
藍子は結構いけるクチで、いつもかなり飲むはずだった。
しかし、むしろ咳き込んでて少し具合が悪そうにも見えた。
「どうした」と聞くと、2,3日前まで風邪を引いていて、
今日も風邪薬を飲んできたという。
俺は「無理するなよ」とだけ言って、そのまま飲み続けた。
しかし、藍子はその後も酒が進まない。
そして「気持ち悪い」と言うとそのまま横になってしまった。
手に触れると冷たかった。俺は即座に、風邪薬の成分が
酒に反応したのではと思った。
俺は幹事に相談した。
その結果、居酒屋から一番近い俺のアパートで藍子を休ませることにした。
結局飲み始めてから1時間経ったか経たないかぐらいで俺は
帰途につくことになってしまった。藍子は「ごめんね」と言ったが、
俺は藍子に気を遣わせまいと「大丈夫だよ」と言った。
藍子の肩を抱いて、歩いて5分のアパートまでの道を歩く。
擦れ違う人にジロジロ見られたが、どう見られてたかなんて、そのときは
気にもしなかった。ただ、藍子を連れていかなくちゃ、それだけだった。
相変わらず藍子は苦しそうだった。
「大丈夫か」と聞くと「大丈夫」とは言うが、少し顔色も青い。
何とか俺の部屋に着いて、藍子をベッドに横たわらせる。
「なんか飲み物買ってくるから」と言って俺は近くのコンビニに行った。
藍子用のスポーツドリンクと、俺はまだ飲み足りなかったので缶ビールを
2本買って、早足気味に部屋に戻った。
帰宅早々、藍子が「ごめんね」と言うが、
俺は「気にしないで休みなよ」と言った。
すると「じゃあお言葉に甘えようかな」と言って、
買ってきたスポーツドリンクを少し口にして、藍子はそのまま眠ってしまった。
俺は藍子が寝たのを確認して、缶ビールを空けて飲んだ。
幹事には携帯で連絡して、藍子は無事だと言ったが、
藍子を一人にすることはできないので、戻れないということになった。
俺は冷凍食品を温めてつまみにし、ビールを飲んでた。
ちらちらと目が藍子のほうに行ってしまう。
すやすやと寝ているのを見ると、さっきまで苦しんでいたのが嘘のようだった。
それにしてもかわいらしい寝顔だな、とか思いながら、
それを見つつビールを飲んでた。
それから9時ぐらいを過ぎてだったと思う。俺はそのまま地べたに横になった。
中途半端に飲んで、藍子を看病したりしたので疲れがドッと出た。
カレンダーを見て次の日が日曜日だということを確認すると
安心してそのまま寝てしまった。
目が覚めたのは翌日の9時。丸々半日寝てしまった。
ベッドのほうを見ると藍子はもう目を覚ましていた。
「おはよう」と言われたので、少し眠かったが「おはよう」と返した。
続けて「昨日はありがとね」と言われた。少し照れくさかったが、嬉しかった。
藍子はあまりありがとうを言わないので、余計にそう感じた。
藍子が周りを珍しげにキョロキョロ見ている。
「俊(俺)の部屋って初めて」
そう言えば俺の部屋に藍子が来たのはこれが初めてだった。
大学では普通に会うが、互いの家に行ったことはお互いなかった。
「なんか新鮮だね」「今度は藍子の部屋に遊びに行こうか」と、
本当は昨日するはずだったいろいろな話をした。
「そういやこのまま寝ちゃったんだよね」と藍子が言うと
「ねぇ、シャワー借りていい?」と藍子が聞いた。
少しドキッとしたが、俺のことをからかっているのだろうと思いつつ、
「俺がいるのにいいのか?」と言った。
すると藍子は「別にいいよ」と言った。
え、これはもしやと思ったが、「のぞかないでよ」と釘を刺されてしまった。
バスタオルを貸すと藍子は風呂場に行ってしまった。
もちろん俺の目は風呂場のほうばかり向いていた。
のぞこうかと思ったが、さすがに釘を刺されたので、それは気が引けた。
藍子が風呂場から上がってくる。
キャミソール姿につやつやの髪が色っぽかった。
「そんなに見ないでよ」と言われたが、それは無理だった。
それ以前に下半身が反応してしまった。
見るとジーンズの股間がもこっと膨らんでいるのがわかる。
バレるのは時間の問題だったので、俺は「起っちゃった」と正直に言った。
「え、何言ってるの?」藍子は状況がわかってないようだったので
俺は股間の膨らみを見せた。
「わたしを見てそうなったの?」と言ったので俺は頷いた。
「あまり胸ないのに?」と藍子は言ったが、それは明らかに謙遜だった。
胸部の膨らみを見ただけで83ぐらいはありそうだった。
(次回へ続く)