H体験談。。幼なじみとの恋 続編

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前編は以下のとおり
幼なじみとの恋

俺達は付き合い出した。
彼女とのHは満足だった。

ある日彼女が「家に行きたい」と言い出した。
「ああ、構わないよ」と駅で待ち合わせて家に向かう。

なんたる偶然かMと鉢合わせた。
「あら、そういえばMさんも同じ中学だったんだよね」

彼女にはMの事は話してない。
Mにも彼女との事は話してない。

「うん、俺君、彼女?」
「あ、うん…。」

「そっか、じゃあね」
親のいない家で激しくHした。

その数日後彼女が待っていた。
「彼女の事、聞いてないよ」  言ってないから当然だ。

「もうHしたの?」
「いや、まだだよ」

最初で最後の嘘にしよう。Mは少し優越感があったのが嬉しかったのだろうか、むくれっ面が和らいだ。

「ふーん、そうなんだ。彼女さんスタイルいいし可愛いよね。」
それは確かに。

「私もね、先輩と付き合わないかって言われてるの」
「…そう、好きなら付き合えば?」

「…そうだよね、じゃ」
その後本当に付き合いだしたそうだ。

Mは髪を今風にして制服も少し短くなり、実は目をつけていたと男友達も言っていた。そして俺達は3年生。俺は大学受験、Mは就職するらしいと聞いた。

彼女とは受験やなんだかんだで自然消滅。
その頃には部活も引退し帰りは早くなった。

何度か電車で会ううちに近況報告とかして普通の幼なじみとしてそれなのに仲良くやっていた。

Mは彼氏とはまだ続いているらしい。正直そんなに好きじゃないとか言う。

「…なあ、まだ好きだって言ったらどうする?」
「まっさか!」

「…本当にまだ好きなら…明日17時に○駅で待ってて」
迷っていたが行く事にした。直前の電車に乗り17時丁度に着く電車がある。

Mも電車を待っていた。駅のホームの一番端。俺は真ん中あたり。
なんとなく、離れたまま電車に乗り、やがて○駅に着いた。

俺は降りて一旦改札を出る。後ろにMがいるはず。待っていたが来ない。

慌てて電車を見るとMは寂しそうな顔をしたまま先頭車両に乗っていてそのまま電車は行ってしまった。俺は一人とり残された。

Mは俺の気持ちを確かめたかっただけなのか?
気持ちに答えられないから降りなかったのだろうか?

色んな考えが頭の中を巡るがその後話す事なく卒業、俺は地元から離れた大学へ進学した。

その後休みに実家に帰った時に親からMが結婚すると聞いた。
その後、Mに会ってはいない…。
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