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前編は以下のとおり
偶然同じ会社に入社してきた女
その日の残業。俺と早希が二人で残った。
俺は帰っていいって言ったのに、早希は頑なに自分も残ると拒否。
でも残業中は何の会話も無い。日付が変わりそうだったので、早希だけ返す。
「そんなわけには行きません」としつこく抵抗してきたが、強引に帰した。
余談だが、後日に別の同期から聞いた話によると、早希のミスの原因になった同期は、休日も早希にしつこく電話をして、何度も誘っても断られるから、早希にむかついていたとの事だった。
しかもその番号も直接本人に聞いたものでもないらしい。
とにかくそんな事があったおかげで、早希の俺への態度は少し軟化した。
といっても、挨拶の時に目を合わすようになったとかその程度だが。
それから夏もそろそろ真っ盛りという頃、早希の俺の課での研修が終わった。
その最後の日、早希からこっそりと紙切れを渡された。メモ帳の切れ端で色気もへったくれもなく、中も黒のボールペンで粗雑に書かれていた。
内容は、「ちゃんとお礼をしないと気持ち悪いので、御飯だけでも奢らせて下さい。
もし迷惑なら、他に何か考えます。」と書かれており、最後に番号とメルアドが記載されていた。
その時は、どうでも良いと思っていたので、一応番号だけ電話帳にいれといて、こっちから連絡はしなかった。そっから数週間後。俺が本命の彼女と些細な喧嘩をした。
別に大した事じゃない。ただちょっと苛々したので、気分転換に早希に連絡をすると、とんとん拍子で話は決まり、仕事帰りに二人で、早希のおススメの店に行くことになった。
早希は少し緊張しているみたいで、雰囲気や口調が固く、そわそわしている感じだった。
俺は少しむしゃくしゃしていたので、そんなこともお構いなしで飲み放題だったので浴びるように酒を飲んでいた。
とはいえ俺はザルなので、泥酔するようなことは無かったが。
早希にも何度か酒を勧めたが、「彼氏に悪いから」とのことで断っていた。
でも俺が一度、自分が飲んでたカクテルを
「これお薦め。今度彼氏に教えてあげなよ」と強引に一口だけ飲ませた。
「ん~、じゃあまぁちょっとだけ味見」みたいな流れ。
するとそれを機に、少しだけど早希も飲み始めていった。
とはいえ少し顔が赤くなる程度で、別に酔ってはいなさそうだった。でもアルコールが入っていくと、お互いにプライベートの話をするようになっていき
「彼氏ってどんな人?」
「ん?年上です」
「名前は?」
「なんでですか?関係無いです。そういう先生は?(会社では普通に苗字にさんづけ)」
「懐かしいな、その呼び方」
早希は頬を赤らめて「あ、う」と顔を伏せてしまった。
「今はいないよ」何故か嘘をついてしまう俺。
会社の同僚に聞かれれば簡単にばれてしまうことなのに。
「ふーん」興味無さそうな素振り。
正直、この時点で俺はもうやる気満々だった。
少し赤くなった顔を手で扇ぎながら「あーもう駄目だ。もう帰ります」と早希。
「いいじゃんもう一軒いこうぜ」
「駄目です。もう駄目です」
「良いとこ知ってるから」
「駄目です。また今度誘ってください」
そんな感じで一旦店を出た。
しつこく誘うのは得意だけど、ただぐだぐだになるのはまた別。
店を出る時、早希はメールを打ってて誰と聞くと
「彼氏です。今から帰るねって」
「同棲してんの?」
「違いますよ。でもほら、ラブラブだから」
そんな会話をしつつ、二人で並んで駅に向かうも、なんか面倒くさくなってきた俺は、もういいやって感じで、唐突に早希の手を握った。
早希は「え?え?」って感じで一瞬戸惑ったけど、俺の手を解こうとはしなかった。かといって握り返してもこなかったが。
で、俺は無言で握る力を強め、ホテル街の方へ誘導していった。
早希は「冗談でしょ?」といった感じの笑みを浮かべながら、俺に握られていないもう片方の手で俺の腕を軽く掴み
「え?駄目ですよ?絶対駄目ですからね?」と言いながらもついてきた。
というか半ば強引に連れてった。
ホテルの入り口まで来ると、早希は顔を伏せて、足を止めた。
俺が握った手を引っ張ると、腕だけぶらん。
セミロングの髪をかきわけて、伏せた早希の顔にキス。
早希は少し顔を横に逃がして、唇が半分ずつ重なった感じ。
「いいだろ?」
「・・・駄目・・・です」
有無をいわさず強引に手を引っ張りホテルの中へ。
フロントで「部屋どこがいい?」と聞いても無言。
勝手に決めて、エレベーターの前まで連れて行くと、 「・・・やっぱり駄目です。ごめんなさい。帰ります」と震える声を搾り出した。
俺は無言で早希の顎を掴んで持ち上げて、顔を近づけると、早希は諦めたように目を閉じた。今度はちゃんとキスをした。
エレベーターに入ると、ちゅっちゅと啄ばむように何度もフレンチキス。
ただ早希の両手は、抱き寄せようとする俺と距離を取ろうと、俺の胸を軽く押さえていた。でもその状態で何度もキスをした。
舌を入れると、早希も恐る恐るそれを受け入れた。
部屋について荷物を置くまで、二人とも無言。
俺の手が離れた早希は、部屋の入り口で固まって立ってた。
泣きそうな顔だった。俺は無言のまま、キスをしながら早希の服を脱がしていった。特に抵抗は無かった。
途中消え入りそうな声で
「あの・・・シャワー・・・」とか言っていたが無視。
相変わらずのスレンダーな体型だったが、昔に比べると、やはり多少は女性らしい丸みを帯びた身体になっていた。
すらっとした手足。小振りだが形が良い胸と尻。
立たしたまま乳首を舐める。
早希は「・・・んっ」と声を漏らして、すこし上体を屈まして、俺の肩に手を置いた。
「ちょっとは期待してた?」
「ちが・・・そんな、無いです」
下の方へ手をやると、もうすでにぐっしょり濡れていた。
人差し指と中指の先をくっつけたり離したりすると、糸がいやらしく引くのを、早希の目の前でやると「や・・・だぁ・・・」と目に涙を浮かべて顔を逸らした。
もちろん耳まで真っ赤。
「ベッドいくぞ」「・・・ん」
ベッドに押し倒すと、俺も服を脱ぎながら、早希の身体を撫でていった。
(次回へ続く)
偶然同じ会社に入社してきた女
その日の残業。俺と早希が二人で残った。
俺は帰っていいって言ったのに、早希は頑なに自分も残ると拒否。
でも残業中は何の会話も無い。日付が変わりそうだったので、早希だけ返す。
「そんなわけには行きません」としつこく抵抗してきたが、強引に帰した。
余談だが、後日に別の同期から聞いた話によると、早希のミスの原因になった同期は、休日も早希にしつこく電話をして、何度も誘っても断られるから、早希にむかついていたとの事だった。
しかもその番号も直接本人に聞いたものでもないらしい。
とにかくそんな事があったおかげで、早希の俺への態度は少し軟化した。
といっても、挨拶の時に目を合わすようになったとかその程度だが。
それから夏もそろそろ真っ盛りという頃、早希の俺の課での研修が終わった。
その最後の日、早希からこっそりと紙切れを渡された。メモ帳の切れ端で色気もへったくれもなく、中も黒のボールペンで粗雑に書かれていた。
内容は、「ちゃんとお礼をしないと気持ち悪いので、御飯だけでも奢らせて下さい。
もし迷惑なら、他に何か考えます。」と書かれており、最後に番号とメルアドが記載されていた。
その時は、どうでも良いと思っていたので、一応番号だけ電話帳にいれといて、こっちから連絡はしなかった。そっから数週間後。俺が本命の彼女と些細な喧嘩をした。
別に大した事じゃない。ただちょっと苛々したので、気分転換に早希に連絡をすると、とんとん拍子で話は決まり、仕事帰りに二人で、早希のおススメの店に行くことになった。
早希は少し緊張しているみたいで、雰囲気や口調が固く、そわそわしている感じだった。
俺は少しむしゃくしゃしていたので、そんなこともお構いなしで飲み放題だったので浴びるように酒を飲んでいた。
とはいえ俺はザルなので、泥酔するようなことは無かったが。
早希にも何度か酒を勧めたが、「彼氏に悪いから」とのことで断っていた。
でも俺が一度、自分が飲んでたカクテルを
「これお薦め。今度彼氏に教えてあげなよ」と強引に一口だけ飲ませた。
「ん~、じゃあまぁちょっとだけ味見」みたいな流れ。
するとそれを機に、少しだけど早希も飲み始めていった。
とはいえ少し顔が赤くなる程度で、別に酔ってはいなさそうだった。でもアルコールが入っていくと、お互いにプライベートの話をするようになっていき
「彼氏ってどんな人?」
「ん?年上です」
「名前は?」
「なんでですか?関係無いです。そういう先生は?(会社では普通に苗字にさんづけ)」
「懐かしいな、その呼び方」
早希は頬を赤らめて「あ、う」と顔を伏せてしまった。
「今はいないよ」何故か嘘をついてしまう俺。
会社の同僚に聞かれれば簡単にばれてしまうことなのに。
「ふーん」興味無さそうな素振り。
正直、この時点で俺はもうやる気満々だった。
少し赤くなった顔を手で扇ぎながら「あーもう駄目だ。もう帰ります」と早希。
「いいじゃんもう一軒いこうぜ」
「駄目です。もう駄目です」
「良いとこ知ってるから」
「駄目です。また今度誘ってください」
そんな感じで一旦店を出た。
しつこく誘うのは得意だけど、ただぐだぐだになるのはまた別。
店を出る時、早希はメールを打ってて誰と聞くと
「彼氏です。今から帰るねって」
「同棲してんの?」
「違いますよ。でもほら、ラブラブだから」
そんな会話をしつつ、二人で並んで駅に向かうも、なんか面倒くさくなってきた俺は、もういいやって感じで、唐突に早希の手を握った。
早希は「え?え?」って感じで一瞬戸惑ったけど、俺の手を解こうとはしなかった。かといって握り返してもこなかったが。
で、俺は無言で握る力を強め、ホテル街の方へ誘導していった。
早希は「冗談でしょ?」といった感じの笑みを浮かべながら、俺に握られていないもう片方の手で俺の腕を軽く掴み
「え?駄目ですよ?絶対駄目ですからね?」と言いながらもついてきた。
というか半ば強引に連れてった。
ホテルの入り口まで来ると、早希は顔を伏せて、足を止めた。
俺が握った手を引っ張ると、腕だけぶらん。
セミロングの髪をかきわけて、伏せた早希の顔にキス。
早希は少し顔を横に逃がして、唇が半分ずつ重なった感じ。
「いいだろ?」
「・・・駄目・・・です」
有無をいわさず強引に手を引っ張りホテルの中へ。
フロントで「部屋どこがいい?」と聞いても無言。
勝手に決めて、エレベーターの前まで連れて行くと、 「・・・やっぱり駄目です。ごめんなさい。帰ります」と震える声を搾り出した。
俺は無言で早希の顎を掴んで持ち上げて、顔を近づけると、早希は諦めたように目を閉じた。今度はちゃんとキスをした。
エレベーターに入ると、ちゅっちゅと啄ばむように何度もフレンチキス。
ただ早希の両手は、抱き寄せようとする俺と距離を取ろうと、俺の胸を軽く押さえていた。でもその状態で何度もキスをした。
舌を入れると、早希も恐る恐るそれを受け入れた。
部屋について荷物を置くまで、二人とも無言。
俺の手が離れた早希は、部屋の入り口で固まって立ってた。
泣きそうな顔だった。俺は無言のまま、キスをしながら早希の服を脱がしていった。特に抵抗は無かった。
途中消え入りそうな声で
「あの・・・シャワー・・・」とか言っていたが無視。
相変わらずのスレンダーな体型だったが、昔に比べると、やはり多少は女性らしい丸みを帯びた身体になっていた。
すらっとした手足。小振りだが形が良い胸と尻。
立たしたまま乳首を舐める。
早希は「・・・んっ」と声を漏らして、すこし上体を屈まして、俺の肩に手を置いた。
「ちょっとは期待してた?」
「ちが・・・そんな、無いです」
下の方へ手をやると、もうすでにぐっしょり濡れていた。
人差し指と中指の先をくっつけたり離したりすると、糸がいやらしく引くのを、早希の目の前でやると「や・・・だぁ・・・」と目に涙を浮かべて顔を逸らした。
もちろん耳まで真っ赤。
「ベッドいくぞ」「・・・ん」
ベッドに押し倒すと、俺も服を脱ぎながら、早希の身体を撫でていった。
(次回へ続く)